生姜は親孝行

それは、お客様からのお電話に対応していた時の事でした。
お客様から頂いた生姜に関する質問にお答えしてい他のですが、
突然お客様が口から印象的な言葉を聞きました。
その言葉が、
「生姜って親孝行なんですね」です。
その言葉を頂いたのは、
ちょうど生姜の栽培の説明の最中でした。
言われた私は、全く状況が理解出来ず、
質問してしまいました。
「それって、どう言う意味ですか？」って
すると、お客様はこう答えます。
「だって、普通ジャガイモなんかを植えるとき
種芋となる芋はシワシワになっちゃって捨てちゃうでしょ。
でも、生姜は『親生姜』として、まだまだ食べる事ができるんでしょ？
子供が親の養分を吸いつくさないって、親孝行だと思わない？」
私ははっとさせられました。
あまり生姜の栽培に関して、知らない方の為に補足しておきますが、
生姜の栽培は、ジャガイモに良く似ていて、
種芋を土に等間隔に植えるだけなんです。

生姜の収穫直後はこんな感じ

ジャガイモ掘りをされた事がある方もいらっしゃると思いますが、
種芋は堅くなったり、シワシワになったりと、
いかにも親の養分が吸われているのが分かるんです。
でも、生姜はちょっと違います。
多少、親生姜の色は濃い感じに見えますが、
生姜としての役割は果たします。

種生姜は収穫後「親生姜」

種となる生姜は、植えるときに「種生姜（たねしょうが）」と呼ぶのですが
収穫されると「親生姜（おやしょうが）」と名前を変える人もいます。
「親生姜」は普通の生姜よりも辛味が増し
さらにいうと、ちょっと粉っぽいというか、古臭い味がします。
こればかりは食べてみないとわからないのですが、
実はこの「親生姜」、あんまり市場に出回らないのです。
一般に販売する農家さんもいらっしゃいますが
主に加工用として流通し、いろんな食品に使われています。
お客様の一言で気づかされる事はたくさんありますが、
「生姜は親孝行」
是非、皆さんに知って頂きたくてアップさせて頂きました。
私も親孝行ができるように、生姜に負けない様に頑張ります。
皆様、GINGER FACTORYを今後とも宜しくお願い致します。
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皆様のお越しをココロよりお待ちしております。
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