生姜の販売を行っていると、生姜にたくさんの呼び名がある事が分かります。
検索結果を見てみても、
漢字で「生姜」と検索する人
ひらがなで「しょうが」と検索する人
カタカナで「ショウガ」と検索する人
海外からの検索では「gingere」なんて事もあります。
これだけでなく、
「ひね生姜」、「根生姜」、「なま生姜」「はじかみ」
なんて呼ぶ人もいますよね。
「ひね生姜」とは、漢字で書くと老成生姜になるんですが、
これはおそらく「新生姜」との対比で、寝かせる事で
「老成生姜」となってる見たいです。
「根生姜」は寝かせることから「寝生姜」なんて思う人もいるみたいですが、
おそらくこれは、「寝」ではなく「根」の方が正みたいです。
根菜の意味なんでしょうね。
「なま生姜」と呼ぶ人もいますが、
これは由来がちょとわかりませんが
時折、「なま生姜」と呼ぶ人に出会います(笑)
「はじかみ」というのは古語で、
辛いものの総称という事らしく、
生姜だけでなく、さんしょう、わさびなども
「はじかみ」と呼ばれていたみたいです。
漢字で書くと「薑(はじかみ)」です。
これだけなら良いんですが、
生姜のステージによっても名前が変わります。
生姜の最初は「種生姜(たねしょうが)」
夏頃収穫されるのは「新生姜(しんしょうが)」
そして皆さんが良く知る「しょうが」
収穫された後の種生姜の事を「親生姜(おやしょうが)」
本当にたくさんの呼び名があります。
さらに、生姜は大生姜、中生姜、小生姜
なんて種類もありますが、
大生姜は普通に流通している生姜のことで
中生姜は育成が早いので加工品が中心
小生姜は谷中生姜などを指します。
さらに、ご当地ブランドで
黄金生姜なんてものもありますし、
漢方の世界では乾燥させる事によって「乾薑(かんきょう)」
なんて言う場合もありますよね。
私もそうなんですが、最初は何の事やらさっぱり分からなかったのですが、
今日は、皆さんが分かる様にまとめてみました。
如何でしょう?ちょっと生姜の整理ができましたか?