がね揚げ(郷土料理)
本日は九州の郷土料理のご紹介です。
熊本県の天草に伝わる郷土料理で、宮崎や鹿児島の一部の地域でも
長らく愛されているレシピなんです。
その名も「ガネ揚げ」
このがね揚げはいわゆる精進料理の一つでして
遅葬式などで出されるものなんですが、
結構美味しいので、パクパクいっちゃいます。
子供の頃は生姜が入っているなんて思っても見なかったのですが、
やっぱり入ると全く違う天ぷらになるので、不思議です。
がね揚げの由来
ガネとはカニのことで、揚げた芋が蟹の足のように見えることから
カニを揚げたみたいな料理「がね揚げ」
ちなみに、熊本県天草地方では
魚屋さんで「ガネあるね?」と聞いてみてください。
この地方で食べる蟹といえば
渡り蟹なんです。
関東ではなかなかお目にかかれない一品ですよね。
ぜひ、蟹の季節になったら、
渡り蟹を食べに天草に行ってみてください。
それでは、早速作ってみましょう。
材料
サツマイモ・・・・・1本
にんじん・・・・・・1本
生姜・・・・・・・・ 50g(すりおろし)
小麦粉・・・・・・・100g
砂糖・・・・・・・・大さじ2
塩・・・・・・・・・小さじ1
卵・・・・・・・・・1個
作り方
1、サツマイモとにんじんを棒状に切ります。
2、それ以外の材料を混ぜ合わせます。生姜は摩り下ろして混ぜてください。
3、160度のあぶらでじっくり揚げます。
出来上がり。
お芋を厚めにしちゃうと、揚げるのに、
時間がかかってしまう場合があるので注意です。
ビールのつまみに良く合う〜〜〜
精進料理なんですが、とっても美味しい料理です。
子供でも食べられる簡単レシピ。
是非挑戦してみください。