もう収穫してしまったんですが、生姜の葉っぱをお客様にお見せすると、
「あ〜ミョウガと似てますね」
と言われる事があります。
必ずウコンじゃなくてミョウガなんです。
それで、気になって「ミョウガ」の事を調べてみたのですが、
なかなか面白かったので、ちょっとだけ紹介します。
まず、ショウガですが、
ショウガ目>ショウガ科>ショウガ属>ショウガ
となるわけですが、
ミョウガは
ショウガ目>ショウガ科>ショウガ属>ミョウガ
なんですよ。
ほとんど近いってことでしょうね。
でも、生姜に似ていると言えば
ウコンとか山椒とか他にもありそうですよね。
それで、このショウガ目が気になって調べたんですよ。
だって、ショウガ目って事は、このショウガ目に入っている植物が
生姜に近い植物ってことになりますよね。
調べてみると以下の通りでした。
「ウコン、カルダモン、クズウコン、ショウガ、ミョウガ、バナナ」
やっぱりウコンは入ってたけど、、、、
まさか山椒が入っていないとは、
え?カルダモンとバナナって。
ちなみに、
バナナは、ショウガ目>バショウ科>バショウ属>バナナ
ウコンは、ショウガ目>ウコン科>ウコン属>ウコン
カルダモンは、ウコンは、ショウガ目>ショウガ科>ショウズク属>カルダモン
となるようで、お客様がおっしゃる様に、
やっぱり生物学的に近いのはミョウガなのかもしれません。
そして、ミョウガですが、
日本では、人の生活区域内でしか確認されていない事から
大陸から伝わった可能性が高いようです。
それで、いつもの様に名前の由来を調べるわけなんですが、
下記の通りでした。
大陸からショウガとともに持ち込まれた際、香りの強いほうを「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだことから、
これがのちにショウガ・ミョウガに転訛したとの説が有力である。wikiより
出ました。ミョウガの名前の説を調べていたら
生姜の名前の由来の新説!
「兄香(せのか)」が訛って生姜
ますます、生姜の名前の由来がゆらぐばかり。
生姜の名前の由来に関しては過去記事をご覧ください。
生姜の呼び方
はじかみ(薑)の由来
囲生姜の名前の由来
ミョウガの名前の由来に関しては、他にもあります。
釈迦の弟子である周利槃特が、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせた。しかし名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかった。その後、死んだ周梨槃特の墓にいくと、見慣れない草が生えていた。そこで「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けた。wikiより
うーんこれに関しては、釈迦の話が出てくるので、ちょっと違和感を感じます。
釈迦の生活区域はインドだったはず、
ヒンドゥー語だから、そもそも漢字などないので、由来として考えた時に
作り話が伝わったと考えた方が良いかも。
他にもミョウガって調べると非常に面白い話が出てくるんですよ。
本日は長くなってしまったので、
今度続編を書きますね。