生姜の芽出しは必要
生姜の栽培の話をしていると、「生姜の芽出し方法はどうすればいいですか?」
なんていう質問を受けることがありますが、
私は生姜の芽出しをしたことがありません。
また、いろんな生姜農家さんにお聞きしても生姜がの芽出しを
していない農家さんが多い様に思います。
どうやって植えるのか
それでは、どうやって生姜を植えているかというと
ほとんど芽が出ていない状態か
こんな「ツノ」みたいなものが出た状態で植えちゃいます。
ここはもう勢いです。
農家さんにお話を聞くと、
「太陽の方向に芽を向けて植えます」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。
ちなみに、芽がでるとこんな感じになって
こうなります。
で、土の中でこの白い部分が大きくなって、、、、
収穫です。
この、生姜の下にあるやつが種となった生姜で、収穫後は「親生姜」と呼ばれたりします。
反対に植えるとどうなるの?
一度、たまたま反対に植えた事があったのですが、その時はいつまでたっても芽が出てきませんでした。
その時掘り起こしたのがこちら
この写真の下にある芽が下になった状態で植わってました。
気がついた時点で、ひっくり返したのですが
その分やっぱり成長は遅くなってしまいますよね。
どうしても芽出しがしたいなら
それでも、「芽出しをして生姜を植えたい!」とおっしゃる方は
生姜を収穫した後に保存するの方法と同じで保存するんですが、、、、
生姜の芽は積算温度ですので、比較的暖かい方が芽が出やすいんですね。
あと、他の種と同じように、暗くしたり、水分をちょっと与えてあげたり
すると出やすいかもしれません。
ただ、温度を上げると生姜がダメになっちゃう可能性もあるので
そこは注意が必要です。
あんまり芽出しをしたコトがないので、正直私もわかりません。
ビニールに入れてほっといたら、自然と芽は出ます。
まとめ
なんとなくですが、やっぱり芽出しはする必要がないんじゃないかな〜と思います。
5月6月になると自然と芽が出てくるのですが
種植えを遅くするとその分生姜の収穫時に量が減ります。
できる限り長い時間土の中にあった方が
生姜が大きくなるような気がします。
何年かやると自然と芽がでる向きとかわかるようになるので
挑戦あるのみですね。